高病原性ウイルスパンデミックに迅速対応可能なハイスループット中和抗体検査法の開発

高病原性ウイルスパンデミックに迅速対応可能なハイスループット中和抗体検査法の開発 高病原性ウイルスパンデミックに迅速対応可能なハイスループット中和抗体検査法の開発

日本医療研究開発機構

ウイルス等感染症対策技術開発事業(基礎研究支援)による「高病原性ウイルスパンデミックに迅速対応可能なハイスループット中和抗体検査法の開発」に関わる取り組みの紹介

開発目的

抗体保有者の把握につながる中和抗体検査法の社会実装化

  • 課題1:感染者の病態が中和抗体に反映されるか → COVID-19を例に実際の患者で評価
  • 課題2:自動化が難しい中和抗体検査 → 必要検体を少量化し、多検体処理へ
  • 課題3:採血時の労力と採血者の感染リスク → 少ない採血量でだれもが自分でできる採血へ

成果

臨床病態を反映する中和抗体評価法を確立。多検体処理化の検討。

  • 中和抗体と臨床像との相関が明らかに。血清だけでなく全血でも可能なことを確認
  • 労力と感染リスクを抑えた免疫獲得状況のスクリーニングに向けて、評価系の工夫と採血手段の工夫について検討中

研究体制

  • 研究代表者:富山大学学術研究部医学系微生物学講座 教授 森永芳智
  • 分担研究者:富山大学学術研究部医学系感染症学講座 教授 山本善裕
  • 分担研究者:富山県衛生研究所ウイルス部 部長 谷 英樹

トップへ